作業療法士の方で転職活動をする際、気になった職場は1度見学に行くことが多いですよね。
見学をする際、職場内を見ることばかりに集中してしまいがちですが、「相手側もあなたのことをチェックしている」ということは理解しておいた方が良いです!
見学時も相手側に好印象を持ってもらえるよう、しっかりと準備していきましょう!
この記事が参考になる人
・これから職場見学を控える作業療法士
・リハビリ転職を考えている人
・職場見学で好印象を残したい人
職場見学でチェックされやすい言動
まずは、職場見学をする際に、相手側からチェックされやすい言動についてまとめます↓
・挨拶はできるか
・感じの良い受け答えはできるか
・質問に積極性はあるか
1つずつ説明していきます!
身だしなみは整っているか

1つ目のチェックされやすい点は「身だしなみ」です。
初対面の人の第一印象は、ほとんど見た目で決まると言われています。
そのため、第一印象から好印象を与えられるよう、見学時の身だしなみには気を使いましょう!
場にそぐわない恰好だと「不真面目な感じ」を与えかねないので、注意です。
その気持ちの方が、最後まで緊張感を持って見学をすることができます。
身だしなみで気を付けるポイントとしては、
・シンプルな服装を心がける
・糸くずが付いていないか確認
・髪を1つに束ねる(女性)
・薄めの化粧をする(女性)
このようなポイントを意識してみましょう!
転職者は必ずしもスーツで行かなくて良いですが、シンプルな服がなければ、スーツで行くことが無難です。
挨拶はできるか

2つ目のチェックされやすい言動は「挨拶」です。
これはみなさんも大事なポイントだと思っているのではないでしょうか。
転職者ほど、「挨拶くらい当たり前にできる」と思われがちなので、イメージダウンさせないよう、積極的にスタッフへの挨拶を心がけてください。
見学中は、様々な職種のスタッフにも会います。
挨拶で気を付けるポイントとしては、
・笑顔で挨拶をする
・大きな声でハキハキと挨拶をする
・名刺があれば案内してくれるリハ上司と交換する
このようなポイントを意識してみましょう!
感じの良い受け答えはできるか

3つ目のチェックされやすい言動は「見学中の受け答えの仕方」です。
作業療法士はコミュニケーションを必要とする仕事なので、「スタッフや患者さんと明るく会話が図れそうか」を相手側は見ています。
受け答えが好印象だと「この人と一緒に働きたいな」と思わせることができます!
見学中気をつけるポイントとしては、
・笑顔での会話を意識する
・聞くだけでなく言葉で反応
・相手の顔を見て話す
・話を聞く際は頷きを入れる
このようなポイントを意識してみましょう!
「聞くだけではなく言葉で反応する」というのは、聞いた話に対して
・このような取り組みは興味があります
などと、関心があることは言葉で反応した方がGOODです!
質問に積極性はあるか

4つ目のチェックされやすい言動は「質問での積極性」です。
見学していて気になることはどんどん質問するようにしましょう!
そうすることで職場の判断材料も増え、あなたに見合った職場探しに一歩近づきます。
また、病院・施設に関する質問だけでなく、福利厚生に関する質問を忘れずに!
見学時に質問すべき内容については、以下の記事を参考にしてください↓
前回の記事では、【作業療法士の転職】職場見学をする際に見るべきポイントについて説明をしました。 今回は、【職場を見学する際に質問するべきこと】について解説していきます! 有休のこと、手当のこと…聞きづらいなと思うことも、見学の際に[…]
見学から面接は始まっていると思おう!

職場見学の時点では、まだその職場を受けるかどうか、決めていない段階だと思います。
そのような場合でも「この職場を受けるかもしれない!」という気持ちで、見学に臨むことが大切です。
何度も伝えている通り、見学時は相手側もあなたのことを評価しています。
実際に職場を受けることになった際「この人は見学で態度が悪かったから不採用」なんてことがないよう、好印象を持たせるよう意識することが大切です。
まとめ
今回は作業療法士向けに、「職場見学で相手側からチェックされやすい言動」について説明しました。いかがでしたでしょうか?
見学というと、なんとなく自分主体で考えてしまいがちですよね。
今回説明したように、相手からも見られていることを理解するだけでも、見学後の転職活動がスムーズに行くと思いますよ!
この記事が、あなたの転職活動の参考になれば嬉しいです。
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