作業療法士の転職にはニーズがある理由3つ!

作業療法士の方で転職を考えながらも、なかなか行動に移せていない方はいませんか?

高齢化社会が進む中、作業療法士を求める現場は多岐に渡り、今や転職への壁は全く高くなく、むしろニーズは高くなっています。

そのため、転職に対してマイナスイメージを抱く必要は全くありません。

今回は、作業療法士が現在もこれからも、求められる職種である理由を3つ説明していきます。

この記事が参考になる人

・転職をしようか悩む作業療法士
・作業療法士にニーズがあるのか知りたい人



作業療法士にニーズがある理由

まずは、作業療法士にニーズがある理由を3つまとめます↓

・求人が有資格者数に対して多いから
・働く場所が多く分散傾向にあるから
・超高齢化社会が更に続いていくから

1つずつ説明していきます!

作業療法士の求人は資格者数に対してかなり多い

作業療法にニーズがある理由の1つ目は、「作業療法士の求人数は資格者数に対して多いから」です。

理由にもよりますが、「転職」というと

・すぐに辞めてしまわないだろうか?
・うまくスタッフとやっていけるだろうか?

と職場にマイナスイメージを抱かれやすいと感じている方もいるかと思います。

また、「作業療法士の需要は高いのだろうか?」と不安に思う人もいるでしょう。

日本の作業療法士数は現在8万5千人を超えており¹⁾、年々資格者数も増加しているため、一見飽和状態に思う方もいるかもしれません。

しかし実際に求人を見てみると、病院や施設など多数の求人を見かけます。

実際に私も臨床現場で「もっとOTがほしい。なかなか求人が来ない。」という人事部の声をよく聞きます。

そう考えると、作業療法士の現場からのニーズはまだまだ高いと考えることができます。

多くの職場が、転職を考えているあなたを求めていると思いましょう!!

作業療法士は働く場所が多く分散傾向にある

作業療法にニーズがある理由の2つ目は、「作業療法士は働く場が多く分散傾向にあるから」です。

作業療法士が働く場所というと、病院や施設、精神科領域などを思い浮かべる人が多いかと思いますが、活躍場所は多岐に渡ります。

下記に主な活躍場所をまとめてみました↓

身体障がい領域の場合

急性期病院、回復期病院、療養型病院、クリニック、整形外科病院、リハビリテーションセンター、保健所など、多数の活躍場所があります。患者様の年齢層にも幅があり、様々な疾患を見ることができます。生活適応だけでなく、職場復帰や自動車運転支援などを行うこともあります。

老年期障がい領域の場合

介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、デイケア、デイサービス、訪問リハビリなどが挙げられます。主に高齢者を対象とし、個別訓練だけでなく、集団作業療法やレクリエーションを提供する機会も多くあります。

精神障がい領域の場合

精神科病院、精神保健福祉センター、精神科デイケア、通所授産施設などが挙げられます。個別訓練や集団療法などを通して精神疾患症状の緩和を図り、日常生活や社会生活への適応を目指します。

発達障がい領域の場合

小児病院、児童デイサービス、養護学校、幼稚園、保育所、保健所などが活躍場所として挙げられます。正常な発達段階よりも遅れがある子どもに対し、うまく集団や社会に適応できるよう支援を行います。子どもだけでなく、親とのコミュニケーションも重要となります。

その他の活躍場所

その他にも、大学や専門学校、市役所、一般企業、飲食店などで働く作業療法士もいます。 最近は地域で暮らす高齢者を対象に、飲食店などで再就労を図る取り組みを行っている話題もよく聞きます。

国は、高齢者が長く在宅で暮らすような社会作りを推奨しているため、今後地域で活躍できる場はさらに増えていくのでしょうね!!

活躍場所が多いということは??

簡単に働ける場所を領域ごとにまとめてみましたが、これだけ活躍場所があると、作業療法士数は現状かなり分散されていると思われます。

作業療法士数だけを見るとかなり多い人数に思えますが、それ以上に受け入れ場所は多く、人員確保に困っている現場も多々あるのです。

そう考えると、転職者は受け入れやすく、ニーズも高い状況にあるといえるのではないでしょうか!

進みつづける超高齢化社会で更にニーズは増加する

作業療法にニーズがある理由の3つ目は、「超高齢化社会の進行で更にニーズは加速するから」です。

内閣府によると²⁾、日本の65歳以上の人口は3515万人で、総人口に対して27.7%の比率を占める超高齢化社会であることが報告されています(平成29年時点)。

この超高齢化社会は今後も継続し、2065年には約2.6人に1人が65歳以上、約3.9人に1人が75歳以上になると予想されています。

またここで知っておかなければいけないことは、日本の総人口は今後減少し続けるということです。

出生数は少なく、高齢者数は多い。そんな未来がすぐ近くに来ているということですね・・・

これを作業療法士の仕事に当てはめてみると、「高齢者数が増え続ける=作業療法士のニーズも増え続ける」ということがわかると思います。

また、臨床現場で、”老人ホームに空きがない” ”施設の待機者数何十人”という話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

現時点でこのような状況があることを考えると、今後は、①更に高齢者を受け入れる施設が増える②地域で支援する場所が増える、ことが考えられると思います。

現在も含めこの先何十年かは、超高齢化社会によって作業療法士のニーズと活躍場所は増加し続けるでしょう。

この社会状況であれば、理想の職場環境への転職も、前向きに考えていけますね!

まとめ

ここまで、作業療法士の転職にはニーズがある理由を3つ説明してきました。

繰り返しますが、作業療法士を求めている職場は数多く、今後さらにその場所は増加していくと考えられます。

職場からしてみれば、経験者であればすぐに環境に適応できるという期待もあるでしょうし、即戦力という意味では、転職者の方が優遇される可能性も十分にあり得ます。

もし今の職場で悩み転職を考えているのであれば、前向きに新しい環境を探してみてはいかがでしょうか。あなたを求めている職場は必ずありますよ!

リハビリ求人紹介は
マイナビコメディカル


関連記事

「AI技術に仕事を奪われる時代が来る」という言葉を聞いたことありませんか? それは作業療法士の仕事にも当てはまるのでしょうか? 答えは、NO!です。どうして?と思う方に対して、 今回は、作業療法士の仕事がAIに奪われない理[…]

関連記事

リハビリ職の方で、転職をしようか悩んでいる人がいると思います。 今回は、転職を考えながらも、なかなか行動に移すことができないリハ職の方々に「転職におけるメリットとデメリット」について解説します。 新しい環境への変化に、不安や抵抗感[…]

1)https://www.jaot.or.jp/notice/info/20181121_03.html

日本作業療法士協会ホームページ

2)https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2019/html/zenbun/index.html

内閣府ホームページ