作業療法士の将来性はあるのかないのか?

日々作業療法士として働いていると「作業療法士という仕事に将来性はあるのだろうか?」と思うことはありませんか?

結論から言うと、今後作業療法士という仕事の需要は高まる一方、セラピストとしての競争率は高まると考えられます。

今回は、作業療法士という職業の将来性について具体的に説明していきます。

この記事が参考になる人

・作業療法士の将来性が気になる人
・これから作業療法士を目指す人

作業療法士という仕事の将来性は?

冒頭で説明したように、作業療法士の将来性を最初に記載します。

作業療法士の仕事の需要は高まるが、同時にセラピストとしての競争率も高まる。

これには、以下のような理由が関係しています。

・高齢者の入院や施設入所者が増加する
・精神/発達障がいの認知度が高まる
・作業療法士の数は増加し続ける

この理由について1つ1つ説明していきますね!

高齢者の入所や施設入所者数は増加していく

現在の日本は超高齢社会であり、2065年には人口の25%が75歳以上になるとの予測もあります。

また、核家族化の進行により、「自宅で祖父母や両親を介護する」という形も減少すると考えられます。

そうなると必然的に、高齢者が病院や施設に入る数は増加すると考えられますよね。

結果、作業療法士はまだまだ求められる存在であり、今後も需要が高まっていくと言えるでしょう。
      
OTTY

病院や施設において、作業療法士は必要な専門職と捉えていいと思います。

精神疾患や発達障がいの認知度が高まる

また、精神疾患や発達障がいの認知度が高まることも、仕事の需要が高まる理由の1つといえます。

精神疾患や発達障がいは、一昔前は個性や性格と考えられ見過ごされることもありました。

今でこそ世間の認知度は高まってきていますが、今後も更に精神/発達障がいへの認知度や顕在化は進んでいくと考えられます。

そのため、精神疾患や発達障がいへのリハビリとして、作業療法がオーダーされる場面も増えることが予測できます。

結果、精神発達領域においても、作業療法士の仕事の需要は高まっていくと言えるでしょう。
      
OTTY

病院や施設に限らず、学校など働ける場所が増えていくことも予測できますね!

作業療法士の数は増加し続ける

作業療法士の需要は高まる一方で、作業療法士の数も今後増加することが予測されています。

2018年時点で作業療法士数は94,255人であり、毎年4000~5000人のペースで増加しています。

毎年すごい数の作業療法士が誕生しているので、今後就職や転職での競争率は必然的に高くなると予測できますよね。

どの職業でも言えることですが、給料などの待遇がいい職場は人気が高く、すぐに求人は埋まってしまいます。

そのため、セラピストとしての価値や希少性というものが、これからとても重要になると考えられます。
     

数字で見る作業療法士・理学療法士の仕事

https://www.isu.ac.jp/medipro/therapist.html

結論:作業療法士の将来性は?

ここまでの理由をもとに、もう一度作業療法士という仕事の将来性についてまとめます。

作業療法士の仕事の需要は高まるが、同時にセラピストとしての競争率も高まる。

作業療法士という仕事は「身体面×精神面」の療法にアプローチできる専門職であるため、これからも医療・介護現場で必要とされる存在です。

自分の理想とする職場で働いていくためにも、次の項目で説明する「これからの作業療法士に必要なこと」を是非チェックしてみてください。

作業療法士として数十年後を迎えるために必要なこと

では、作業療法士として10年後も、20年後も満足に働き続けるためにはどうしたらいいのか。

答えは1つで、「作業療法士として希少性を高め続ける」ことであると言えます。

今後も需要のある仕事とはいっても、周りのみんなと同じように働いているだけでは、職場内や転職において差をつけることは困難です。

作業療法士が希少性を高めることのメリットは以下にまとめます。

・就職や転職で有利となる
・昇給や役職を得やすくなる
・新しい仕事を紹介してもらえる
 など

作業療法士としての希少性を高め続けることに、これからの時代何のデメリットも存在しないと思います。

作業療法士としての希少性を高める方法については、以下の記事も参考にしてみてください!

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まとめ

今回は、「作業療法士という仕事に将来性はあるのかないのか」について説明をしました。

今回の内容をまとめます。

・作業療法士の仕事の需要は増加する
 →働く場所も増える
・作業療法士の数も増加する
 →就職/転職での競争率が高まる
・作業療法士として今後は希少性が重要

この記事があなたの参考になれば嬉しいです。

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